高専はどんなところ?卒業生がふりかえる〜進路編〜

経験談

こんにちは。

moniponbearです。

今回は、前回に引き続き高専の話題です。

高専について、興味を持たれている方、学校生活も気になるところですがやはり進路についても気になりますよね。

  • どんな進路があるのか
  • 就職と進学はどれくらいの割合か
  • 就職率は?
  • 進学先は?

これらの点について、僕の経験談を話していきたいと思います。

monipon bear
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進学にしても就職にしても、高専の進路は明るいので

心配することはないと思います。

 

僕の経験談だけだと、すごくピンポイントな情報となってしまうかと思いますので、適宜、調査内容についても情報を追加できればしていきたいと思います。

もし、どんな学校生活が送れるのか気になる方はこちらの記事もぜひ読んでみてください。

 

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高専の進路について

高専の進路は、大きく分けて、就職と進学があります。この点は普通の高校と変わりません。

違う点は

  • 就職の時は、高専卒として採用される
  • 進学の時は、大学に編入学として入るパターンと専攻科に進むパターンがある

という点です。

文部科学省のページに、進路について説明のあるイラストがありましたので引用させてもらいました。

高専とは 文部科学省hpより文部科学省 高専とは より引用

 

就職〜高専卒として採用〜

高等専門学校の卒業となると、高卒なのか短大卒なのかどう扱われるのかよくわからないですよね。

実際は、企業は高専卒という採用枠を設けて、採用をしてくれます。(採用してくれる企業がありますと言ったほうが正しいかもしれないですね)

ここからは実体験のお話ですが

就活の進め方も、大学のような自由応募から就職する感じとはちがい、ほぼ学校に来る推薦枠から就職が決まっていました。

就職希望学生<企業数

という結構入れ食い状態で、しかも名だたる大手企業からのオファーがありました。

推薦枠にも限りがあるので、被ったりすると相談とかになるんですが、面接が決まればほぼ企業側とのマッチングをとるような雰囲気だったと思います。

100%希望の就職先に行けるかというと、たまに落ちている友達もいたのでそうではないのですが、それでも他の企業に受けに行けるので、就職率は100%でした。

monipon bear
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結果的に院卒で就活をちゃんとした僕からすると、かなり楽に就活を終えていたようにみえました。

 

 

進学について

続いて、進学についてですが、進学先は2パターンあります。

  • 大学への編入学
  • 専攻科への進学

それぞれについて、説明していきます。

 

大学への編入学

まず、大学へ入学するという進路について説明します。

入学方法ですが、

高専生は「編入学」という制度を使って、編入学試験を受験し、大学に入学することになります。

monipon bear
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何それ聞いたことない・・・と言った方々が普通かと思います。

ほとんどがセンター試験とか共通テスト?とか受けて入りますもんね。

(僕は受けてないからあまり詳しくない)

 

見事合格すると、受験した大学の3回生(場合によっては2回生)から入学することができます。

 

高専卒業時には、20歳なので世間でいう短大卒、大学2回生を終えた状態ですので、大学に籍を写して、卒業し、学位を取ると言った感じでしょうか。

進学する人のほとんどはこの編入学によって、どこかしらの大学に編入学します。割と調べてみると編入学を受け入れている大学って多いんですよ。

 

専攻科への入学

続いて、進学する人の中でもマニアックな人が進むのが「専攻科」です。

「専攻科」は、高専の中に設けられている学科で、5年間の学科(本科)卒業後、さらに2年間高専で学ぶことで大卒の資格(学位)の取得ができる学科です。

普通の学校ではない制度なので、訳わからない方も多いかと思いますが、

高専に7年間通うことで、大卒認定される方法もあるよっていう程度の説明で、ここではやめときます。

 

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就職と進学の割合について

ここでお話しするのは、僕の世代の話ですが、

大体半々です。(半分就職、半分進学)

頭のいい明石高専なんかは、進学の割合が多いと聞いたこともある気がしますが、学力の差なんですかね。

ちなみに、進学の中でも1〜2割が専攻科、8〜9割大学への編入でした。

専攻科の枠も多くないので、だいたいそんな感じになるかと思います。

 

就職先、進学先について

制御系の学科出身だったので、就職先はメーカーが結構多かった印象です。インフラもありましたね。

実例で言うと

東芝、Panasonic、SHARP、関西電力、中部電力、大阪ガス

とかがあり、採用されてましたね。

大学では

豊橋技科大、長岡技科大、大阪大、千葉大、京都工芸繊維大など

国公立を受験する人がほとんどで、進学の成功率もかなり高かった印象です。

monipon bear
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僕は高望みしすぎて割と失敗して、結局専攻科に行きました・・・

 

まとめ

高専の進路について、その説明と知見についてお話ししてきました。

就職にしろ、進学にしろ割といいところに進めるので高専の先はあまり心配しなくいていいと僕は思います。

進学先の高専によっても、状況は変わるかもしれないので、そこはぜひオープンキャンパスや高専祭を利用して、今進学されている先輩方の声を直接聞いてみてください。

高専特有の雰囲気も味わえるかと思うので、行くのがオススメです。

 

少しでも、お役にたてていれば幸いです。

ではでは。

もにぽん

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