こんにちは。
moniponbearです。
ここに訪れたということは、何かしら高専への進学を考えてらっしゃる方、もしくはお子さんの進学を考えてらっしゃる方なのかなと思います。
結論、工業系の分野に興味があるなら進学はアリです。私自身、結果的に進学したことを後悔していません。
まわりに進学した人もいない環境が普通だと思いますし、調べてみてもイマイチ情報が少なく、なかなか情報が入ってこないですよね。
そんな方のために、何かお役に立てることがあればと、卒業生かつ社会人となった私が今思うことについてお話ししようかと思います。
- 高専に興味はあるけど、進学しても大丈夫か不安
- 子供を通わせる進学先として、大丈夫かな
- どんな学校生活が送れるのか知りたい
といった方にオススメの記事となっています。
私の経験談ので、今の高専ではもしかしたら環境が違うかもしれませんが、参考になれば幸いです。
本記事でお伝えすること
知らないことばかりなのでいろんなことに不安になるかと思いますが、多くはこの二つの実態が気になるんじゃないかなと思います。
- 学校生活について
- 卒業後の進路について
なので、それらの点について経験談からお話ししたいと思います。
長くなりそうだったので、編成を分けました。今回は学校生活編です。
僕自身は、ロボットに興味があり、高専の制御工学科に入学
その後、専攻科へ進学、そこから大学院へと進学しました。
そんな筆者の経験談です。
高専とは?
もうすでにお調べになってしってる方も多いかもしれませんが、一応軽くどんなところか説明します。
高専とは、工業高等専門学校の略称で、高校受験のときに普通高校と同じように受験をして入学する学校です。
高専の詳しい説明についてはそのうち書いて行こうかと思いますが
ざっくりいうと「5年一貫教育の工業系の専門学校」です。
気になる人は、文部科学省のページを見てみてください。
普通高校に行っている人のイメージで言うと、高校+短大の経歴と同じようにみられますが違います。
高専卒は、ブランドが付きます。この点に関しては、就職において圧倒的に有利です。
学校生活について
青春について
女子との青春時代を過ごすことは、ほぼ諦めろ
ここは唯一の後悔した点と言っても過言ではないかもしれない。
進学する時は、別にいなくても〜と思ってんですけど、周りの高校生とかみてると羨ましくて仕方ない。一緒に登下校とか恋したりしたかった・・・
なんでかって言うと
工業系の学校なので、女の子が少ないんです。僕が入学してから理系女子に力を入れ始めて、割と入ってくるようにはなったんですがそれでも少ない。
できる人はいるんですけど、かなり一握り。大体コミュニケーション能力に長けた人ばっかりです。
そして、世の中の高校生と差がついていきます。女子と話す機会がない期間が5年続くとかなり差は大きい。何喋っていいか分からないんですよ本当に。
中学校のうちに、女子と仲良くしておいた方がいいですよ。
元々、仲良かった人なら心配することではないかもですがね。。。
5年間過ごす仲間は一生の仲間に
普通こんなに長く学校生活をともにする人たちはいないと思います。
はじめはしゃべらなくても、40人のクラスがずっと変わらず5年間ですから嫌でもみんなと喋るようになります。
馴染るか心配しなくても、機会はあるのできっと大丈夫です。
進級するにつれて、それぞれの個性がわかってきて、仲良くなる人は本当にすごく仲良くなります。
僕の話をすると、制御系の学科に進んだので、半分くらいオタクだったんですよね・・・僕はただのバスケばかで話なんて全くわからず馴染めるか心配でした。
でも、普通の子もいるし、オタクの子も話してみたらオススメのアニメとか教えてくれて見てみたら面白いし、自然と仲良くなりました。偏見はなくなりましたね。
ちなみに、卒業して11年経ちますが、今でも高専の友達や先輩とは連絡とりますし1番仲のいい人たちです。
勉強面について
普通高校よりは厳しいかもしれません。
点数や出席日数が足りなかったら普通に留年します。
と不安を煽っといてなんですが
僕が通っていたときには、クラスで一人いたかなぁくらいでしたので、あまり深く心配することはないです。先生も粘り強くテストしてくれてましたし。
あとは、成績表にはクラスでの順位が出ます。僕はこの制度モチベーションに繋がって好きだったんですが、人によっては嫌かもしれませんね。
授業に関しては、3年生から専門分野の授業がどんどん増えてきます。実習も多くあるんですが、普通高校から大学の工学部に進むよりも多くの実習が学べるらしいです。
勉強ついていけるかなと不安な人、
専門分野は、これまでの勉強とは毛色が違うので、向き不向きで点数取るのが難しくなってきます。
でも大丈夫、そんな時はクラスで一番賢い子に頼りましょう!!
これが生き抜くコツです笑
部活動について
しっかり部活も取り組めますし、それなりの部活数もあります。
僕はバスケ部に所属し、バリバリ活動してました。
普通高校の進学クラスとの進学をかなり迷っていたのですが、決め手は部活動も勉学もちゃんと両立できるという点でした。
進学クラスは部活の時間も授業があったりして、どうしても部活は二の次感があったのが嫌だったんですよね。
ただ、高専ならではの注意点があって、高専にはインターハイ予選出場権がないんです。
これは個人的にかなり落ち込みました。出場権がある高専もあるらしいんですが僕のところはなかったです。確認しといたほうがいいかも。
まぁその代わり、高専大会という高専だけの大会があるので、なんとか救われました。
ロボコンについて
あと、よく高専でイメージされる「ロボコン」ですが
ロボコン部というものがウチの高専にはあって、そこがいつも出場してました。
専門的な知識も部活内に叩き込まれたりしてたので、社会人の今となっては入っときゃ良かったなとも思いますが、あの時は入りたくもなかったですね。
全国大会の常連だったので本当に夜遅くまでやってて大変そうでしたが、やってる本人たちはすごく楽しそうでした。
せっかく高専に入ったのなら、挑戦してみるのもアリだと僕は思います。
後々の就職にもかなり有利になると思いますよ。
まとめ
今回は、高専の学校生活について、僕の経験談からお話をしました。
- 女の子との青春はないが、一生付き合える友達ができる
- 専門分野の知識を多くの実習とともに学べる
- 勉強もさることながら、部活もしっかり取り組める
そんな学校です。
少しは、不安を解消出てきましたでしょうか。しっかり悩んで、自分の進路について考えて見てください。
可能なら、オープンキャンパスや高専祭に参加するのが僕は一番良いと思います。雰囲気も掴めるし、直接学生にもいろいろ聞けますしね!
他にも気になることあったら聞いてください!
お答えできることなら喜んでお応えしていきたいと思います。
ではでは
もにぽん
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